ドキドキ!プリキュア 第48話感想
「私を誰だと思ってるの?大貝第一中学生徒会長相田マナよ!」 正体バレは自らバラしました(^_^;)
細かいことを言えば突っ込み所満載です、しかしそんなことを払拭するほど勢いがあります、熱い物があります 今まで積み上げてきた成長や小ネタ、ちょっとした台詞の使い回し、それらが見事なほど上手く処理されてちりばめられています あぁ、なるほど!あの時のこの台詞は、あの時のこのシーンは、ここで活かされるためにあったんだね、そうやって思い出せるほど生きてきていました。
冒頭におけるマナの名乗りしかり、しあわせの王子のツバメしかり、巨大ランスの耳しゃぶりしかり(爆笑) それ以外だって今までに蒔いた種が芽を出し見事に花咲いています。
町の人々による「プリキュア-!ガンバレー!!」も熱かったですね、さすがにミラクルライトは振らなかったけど(笑)
マナ達がキングジコチューに突入してから身を挺してそれをフォローする六花、まこぴー、ありす、珍獣達との共闘にも思わず鳥肌が起って涙がじんわりと出てきました、いままでこれ程深く役に立った珍獣っていなかったよね。
王様が垣間見たアン王女の復活はレジーナ、キュアエース、アイちゃんの三人がさしのべた手から受け取った愛だったのでしょう。
シリアスで重くなりがちなお話しの流れの中で巨大ランスを登場させたり、言葉の突っ込みを混ぜたり、それでいて脈絡のないギャグに走るでもなく、重くなりすぎないよう意味不明にならないよう工夫された演出も最高です。
お話しの流れ的にはこれまた安定のお約束、真の黒幕が出てきてそれを取り込むベールさんで進むあたり、「これぞ王道」って感心しました、それさえも飽きさせない構成力と力業がスゲーです。
キュアハートの意味、みなぎる愛の意味それを織り交ぜて出来ていたドキプリさん、今まで独立して存在していた全てのピースが一つに纏まってドキドキプリキュアという作品が完成しようとしています、名残惜しいけど次回で迎える最終回、根底に流れるのは「愛」、家族の愛、友情の愛、博愛、個の愛、全ての愛を大きく包むキュアハート、ドキプリさんはどんな完成型を魅せてくれるのでしょうか?ドキドキしています。

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テーマ:ドキドキ!プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック
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