ドキドキ！プリキュア　第４７話感想

　「パパもマナもどっちも好き」「それって究極のジコチューじゃね？」、笑いマスタ（ｗｗ
トランプ王国は国民のジコチュー化で滅んだ、人間界は・・・・・

　人間界だって自分だけは助かりたいって気持ちで溢れていたんだと思います。だけど今までドキプリさん達が蒔いてきた「愛」が少なからず根付いていたが故に愛の鼓動が聞こえてきたのではないでしょうか、そう思いたいです。

　結局全ては形こそ違えど自分の中にある「愛」のために戦っていた事になるんでしょうね、前にも書いたけど自己愛も愛、博愛も愛です。

　イーラとダイヤモンドのやりとりもニヤッとさせられました、「ダイヤモンドは傷つかない」って台詞も狙ってやったんでしょうね。
　制作側におけるお遊びでもこういうのは凄く面白いと思います、判る人には判る、判らない人にはそのまんま違和感無くスルー出来る、ドキプリさんにはそんなお遊びが随所にみられましたし、もう後二話でお終いって緊迫場面でさえさり気なく挿入しているあたりにセンスの良さが伺えます。

　レジーのマナに対する気持ち、マナのレジーナに対する気持ち、それをメインに据えつつドキプリさん達の思いを織り交ぜてキュアエースのキングジコチューに対する気持ちの真実に気付かせる展開が素直で良かったです。
その時キングジコチューがキュアエースの姿にアン王女を重ねて見る演出も・・・。
キュアエース登場時にアン王女と激似ジャンと言われたのはこの時のための設定だったんでしょう、この一瞬のために設定を仕込んでいたのはＳ☆Ｓのタイトルが最終話で活かされてのと同じく制作側がストーリーを必至に練り込んだ熱意を感じます。