ドキドキ！プリキュア　第３３話感想

　女子のお泊まり会＆パジャマパーティーは当然のように告白タイムへとなだれ込み～と、そこへありすパパ帰還。
　上手い具合に誤魔化しましたね－、ここで色恋沙汰を挟んじゃうと彼方此方から批判が出るって制作側も判ってらっしゃる（笑

　ありす、マナ、六花、三人が　馴れ初め　友情を育んだ幼女時代のお話しでした。
お話自体は凄く良くてウルッときたりもしたんだけど、それだけに非常に勿体なかった回だと思います。

　ありすは幼少の頃体が弱かった、マナ達と出逢って一緒に野山を駆け回ることによってだんだんと健康になっていったっての何となく判るんだけど、この手のお話しのお約束として、遊びすぎて熱を出し、それを知ったありすパパがありすを海外へ行かせようとする（マナ達と離す）のも筋書き通り、そしてそれを乗り越えて更に友情を深める、ありすパパも娘の成長に気付いて海外行きを撤回する、王道と言ってしまえばそれまでです。

　しかし！
ここでもう一つ盛り込んで欲しかったと思います、それはありすが海外へ行く原因、熱を出して寝込んだのはマナ達が連れ回したからだというのをマナ達が知って葛藤し、それを乗り越えて友情を深めるように描いて欲しかったってことです。
　今回のお話しは早すぎてその場面がなかったですよね、それだと単に友達と離れたくないって我が儘にしか見えないんですよ、その原因が自分達だったと知って思い悩むシーンを盛り込んでこそお話しが生きてくると思うのは間違いでしょうか？

　ありすパパが　キュアロゼッタ＝ありす　だってのを気付いていたととれるラストも良かっただけに勿体なかったな－。

　後は細かいことだけどお父さんのことを四葉グループの〝社長〟と言っていたのが気になりました、この場合〝総帥〟または〝会長〟と表現するのが本来だとは思うんですが、視聴者の幼女様的には〝社長〟の方が判りやすいのかな？

　さて来週は
　
　アイちゃんの秘密が少し判るのかな？