スマイルプリキュア! 第二二話感想
最後の希望、一つだけ残していたキュアデコル、それさえもジョーカーに奪われてしまいました、それどころかプリキュアさんたちから発せられた絶望のバッドエナジーでピエーロが復活することになります。 先週の予告であったプリキュアさん達の絶望に引きつった顔はその為だったんですね。
ご注意! 今日の感想は愚痴ばかりになります、バッドエナジー出しまくりになります、読んで気分害する人もあると思いますのでキモオタの愚痴を聞きたくない人は回れ右でお帰り下さい。
プリキュアになった意味、戦うこと、自分達が負けたらどうなるか・真剣に考える時が来たようです、こんな前振りされたらどんだけシリアスになるのかと、ある意味期待してました。
自分が馬鹿だった。 お子様向けアニメでそこまで重いテーマを掘り下げる事なんてあり得ないってことです、それをさもやりそうな予告でしたからね。 結果は分かりきっているんです、ハッピーエンドで終わる事を義務付けられているんですから、だから途中でどんなに悩もうが行動の方向は決まっているんだよ。 問題はその見せ方なんだけどさ、負けたらどうなるか?それこそ本来何の接点も無い珍獣を助けようとしたことで自分達の世界や生活、友人家族まで被害を被る事自体おかしいと思う、そのへんは先々人間界にも被害が及ぶって筋書きだからある程度はしょうがないにしても、負けたらイヤだとか悔しいだとか自分の気持ちが大事だとかで誤魔化しちゃってるのがおかしいよね。 負けたときのことをもっとさ真剣に考える話かと思っていたのにね、プリキュアさんのアニメだから最後はみんな勝つに決まってるだけどあんだけ予告で前振りしたんだからもっと自分達の惨たらしい「死」とか悲惨な状況があり得るって事を真剣に描いて欲しかった。 それを乗り越えて前に進むのであれば全てを無くしてもなお一人で生きていく位の覚悟を決めるのでなければ悩む意味なんて何もないのじゃないかな。 結局は今の自分に何が一番大切か?今の気持ちは?ってことでキャンディを助けに行くことになるんだけど、それじゃあ真剣に考えてないでしょ?負けたとき考えてないでしょ? 負けたときのことなんか考えていたら前に進めないよって意見は当然あるよね。 だけどさそれってあくまで「勝ち負け」って表現で誤魔化しているだけで、本当に考えなきゃいけないのは勝ち負けじゃなくて「生か死か」だと思う。 中学二年の女の子にはそこまで考える事って無理なのかな? 自分達が負けるってことは「世界が終わる」ってな大きな表現じゃ実感が湧かなくなっちゃうんだろうけど、真剣に向き合えば、自分や家族が惨たらしく死体として横たわることを考えるべきだと思う、そこまで盛り込めないなら「真剣に考える」などと持ち込んじゃダメッしょ。 もっとサラッとした表現に止めておくべきだったんじゃないかな? そう言う意味では今週は完全なる失敗作、駄作中の駄作だと思う、勘違いして欲しくないのはお話しが駄作とかじゃないって事、あくまで盛り込んだテーマと内容がかけ離れすぎていたってことです。 「負けたときのことを真剣に考える」これさえなければもっと違った見方が出来たかも知れないだけに勿体ないと思いました。 重い内容を盛り込んでもそれを驚きと涙に変えた鳩プリさんは凄かったと思う、ちょっとした構成の仕方、台詞一つ、その使い方でこうも感じ方が替わってしまうのだなーとしみじみ思った次第です。
 キュアドール!プリンセスフォーム4体セット 予約受付終了:2012年7月11日 22時
プリキュアからの応援ムービー


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テーマ:スマイルプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック
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