ドキドキ!プリキュア 第49話感想 最終話
総評 面白かったです、感動をありがとう。
最後まで観てドキプリさんは過去のプリキュアさん達の集大成だったんだと初めて気付きました。 更に気付いた事は過去作の集大成だったと共に次回から始まる新たなプリキュアさんへ引き継ぐための布石になっている事、よくぞそこまで盛り込んで集約させ、一つのお話しとして破綻させず造り上げたもんだと驚いています。
ベールさんあっと言う間に退場でした、ナンバーワンの夢は夢でしかなかったようです、最後には救命措置があったから良かったんじゃないでしょうか、ジコチューとネズミのチューを掛けたあたりなかなかニヤッとさせて頂きました。
ハート最終形態はパルテノンモードでしたっけ、トランプモチーフからいきなりギリシャ神話かよ!って思わず画面に向かって突っ込んじゃいました(w
ジコチューは誰の中にもある、世界を自分だけの物にしてしまえば迷惑かける相手がいなくなっちゃうからジコチューは存在できなくなってしまう。 正に光と影です、粋プリさん最終話にも通じます、というよりプリキュアさんの流れ全てに通じますよね、相手を完全否定するのではなく、その存在自体を認め内包して未来へと向かう、これがプリキュアさんの基本のような気がします。
初代から積み上げてきたプリキュアシリーズ自体の成長を決してパクリに見えないよう調理して、オマージュという形で随所に盛り込みドキプリさんという物語を完成させた制作スタッフ方々に感謝です。
結果的に次元の裂け目は元に戻らず両世界の行き来が可能になりました、プリキュアという存在も世界中に認知され人類のために働いています、先にも書いてようにハピプリさんの下地が出来上がったわけです。
アン王女の復活はなかったけどまこぴーやジョーさんに対するフォローもしっかりされていて不満はありません。 細かいことを突き出せばこういったお子様向けアニメですから間尺に合わないことも多々あります、しかしそういった事を論って叩くような野暮なまねはしたくないですし、そういう思いにさせない程の勢いがあったアニメだと思います。
ドキプリさん、ちゃんとプリキュアしてました、成長も積み重ねもありました、最後には丁重に纏め上げてくれました、終わってしまって寂しいけど凄く爽やかです、制作に関わったスタッフ方々キャストの皆さん本当にお疲れ様でした、そして素敵な一年をありがとう御座いました。
プリキュア10周年として始まるハピプリさんは新たなプリキュアシリーズとしてどんなお話になるのか楽しみ半分不安半分(笑)ですがドキプリさんがここまで綺麗に線を引いてくれたのだからどんなことになろうとも新たなステージとして観ることが出来そうな気がします。
さあ!ハピプリの時間だ!! あれっ?何か違ったかしら(^_^;)

テーマ:ドキドキ!プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック
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